約1400日ぶりに(元)自担・岡本圭人に会いに行った話。②
前回からの続きです。(笑)
2020年8月。当時の自担・岡本圭人くんが帰国拒否(留学延長)をしていることが発表された日の私の日記に、こんなことが書いてありました。
「いつか日本で舞台に立つ日が来たら、ぜひ観に行きたいと思います。待ってて良かった、そう後悔させてくれることを期待しています。」
これを書いた当時、まさか約1年後には現実になるとは思っていませんでした(笑)
さて、やっと舞台に行った話です。
情報サービスには入りませんでした。
開設も知っていましたし、新しいアー写も見に行きました。
やっぱりかっこいいなと思いました。
でも、無料とはいえ情報サービスに入るのはなんか違う。
正直なところ、舞台に行くべきか散々迷いました。
私はアイドルであり、JUMPの一員である岡本圭人くんが好きだった。
ましてや今はもう圭人くんからもJUMPからも離れている。
そんな私が劇場に行って、俳優・岡本圭人を観て果たして楽しいのだろうか。
だけど、どうしても気になって仕方が無くって。
どうせ行くなら大千穐楽だろう、と僭越ながらチケットを取りました。
こんなにドキドキして現場行くことないな…は言い過ぎだけど、本当に緊張しました。
会場にはけいとる(岡本圭人くんのJUMP時代のキャラクター)のマスコットやらストラップやらを付けた人、メンバーカラーだった緑の洋服を着ている人やバックを持っている人。
そんな人たちのお手元には、事務所のチケットが握られていました。
自分は場違いな気が少ししていました。
ホワイエでパンフレットを購入する。
珍しくフィルムで包装されている。
…あの。これ凄く素敵じゃないですか?
ふつう袋もなければフィルムもない。そのまま手渡しですよ。
それがこんなにしっかりと包んでくださってる…!
そのまま持って帰ることもできるし、読むときはフィルムを取れば衛生的にも良い。
素敵。ありがとう。舞台のパンフは皆こうなって欲しい。
そして何と言っても綺麗な装丁!カバー買ってかけようと思います。
取り乱しました。
いよいよ開演。
…俳優でした。
本気で、真剣にアメリカで勉強してきたんだなと思いました。
本当に俳優としてやっていきたいんだなと思いました。
たくさんたくさん準備して、稽古して、一生懸命やってきたんだなと思いました。
初の外部舞台。初の単独主演。
個人的にはとてもそんな風には思えませんでした。
素晴らしかったです。
約2時間の公演が終わり、カーテンコールへ。
気が付けば、立ち上がって拍手を送っている自分がいました。
何様だよ、って思います。
思いますけど、本当に素晴らしかったと思うんです。
正直、ネタバレも避けてレポも読まずだったので、「周りが皆スタオベしてて、自分だけ立てなかったらどうしよう」と思ったこともありました。
でも、そんな心配要りませんでした。
素直に、心からこの舞台に、そして主演・岡本圭人へ。
「感動をありがとう」の思いでいっぱいになりました。
迷ったし、悩んだし。
あなたを好きになったあの日から、色んなことがありました。
嫌いになったこともある。
正直、今この瞬間だって「JUMPにいながらじゃ本当にできなかったのかな?」と思ったりもします。
大好きなJUMPに残ってて欲しかった。
他のメンバーみたいに、グループ活動しながら自分の夢を追って欲しかった。
でも、もう彼が決めたことだから。
そして、素晴らしい舞台を見せてくださったから。
何より、覚悟が見えたから。
「(ファンのまま)待ってたら良かった」
なんて後悔は一切ないですけど。(笑)
また、あなたが大好きな舞台上で輝くあなたを見たいと思いました。
留学お疲れ様でした。
約10年間のアイドル生活お疲れ様でした。
あなたを、JUMPを応援させてくれてありがとうございました。
ひそかに、こっそりと、あなたの今後のご活躍を心から祈っています。
そうそう。パンフレットの「メッセージ」の最後の最後。
『グループでの経験、アメリカで学んだことを活かして。』
この一言が泣くほど嬉しかったのは、言うまでもありません。
アイドルになってくれて、ありがとう。
P.S.
今回の会場、兵庫県立芸術文化センター。
同じ会場(の別ホール)で6月に髙木くんがミュージカルをやっておられました。
圭人くんがグループ脱退する、の話し合いの際。
圭人くんの夢の一つに『ブロードウェイに立つ』というのがあったことから、髙木くんが最後に「俺の方が先に立ってやるからな!」と言ったそうです。
私、これ大好きなんですよね。
二人とも頑張って叶えて欲しいと思う。
特にグループにいながら頑張る髙木くん。ぜひ圭人くんより先に叶えてみせてあげてください!(笑)